トレードに思い込みは危険

通貨ペアの選び方

自国の通貨にこだわってしまうのは、世界のどの国の投資かも同じことです。 普段から使っている通貨はイメージもしやすいので、FXでも取引の対象にしてしまいますね。 しかし、日本円が関係するペアは、値動きが難しいことも少なくありません。 とくに難易度が高いのが、「アメリカドル/日本円」の通貨ペアです。

これには意外だと驚いた方も多いと思います。 なぜなら、もっとも日本で取引量が多いのが、この通貨ペアだからです。 アメリカドル/日本円が取引量最大なのは、単純に日本人にとって知名度がある通貨ペアだからですね。 それだけの理由で取引量トップですし、初心者が扱うペアとしても1番になっています。

ここ数年のチャートを見れば分かりますが、アメリカドル/日本円は難しい動きをしていると思います。 時には介入されたりして、トレンドを全く無視した動きをしている時期もあります。 実は日本とアメリカのペアは、物凄く投機の対象にされやすいのです。 そのため、他の国のペアより値動きが予測し難くなるんですね。

FXですぐに退場する人が多いのは通貨ペアの性質を無視して、いきなりドル円ペアにチャレンジするからだと思います。 まったく投資経験がない初心者の方は、いきなり手を出すのは止めたほうが無難です。 どうしてもチャレンジしたい場合には、デモ口座で経験を積むのが良いでしょう。 少し話が脱線しますが、デモ口座は期限が決まっています。 長くても1ヶ月程度ですから、短いですよね。 そこで紙に書いて模擬トレードすることもお勧めします。 日本円ペアだけという狭い視野から抜け出せるように頑張りましょう。

人間は自分に都合が良いように思い込むことが多いです。 これはFXトレードにとっては、非常に危険なことだと言えますね。 なぜなら、レバレッジをかけているFXで判断を誤るという事は、一瞬で資金を無くしてしまう危険性を含んでいるからです。

「きっと円高になるに違いない」「○○の国が破綻するわけがない」などの思い込みはすぐに捨てるようにしましょう。 実際、近年でもジンバブエがハイパーインフレを起こしてしまいました。 またジャンルは異なりますが、リーマンブラザーズのような絶対に破綻する訳が無いと思われていた大企業が無くなることもあるのです。 この世界に「絶対」はないと肝に銘じておきましょう。

そういう精神的な心構えがあるだけでも、トレードに大きくプラスになると思います。 これは損切りのスピードにも如実に表れると思います。 迷いがある時の損切りはスピードが遅くなりがちで、損失も大きくなってしまいます。 トレードの基本は「損少利大」ですから、損切りスピードが劣ってしまうのは致命的な弱点ですよね。

FXトレードの世界にも、スランプというものが存在します。 今まで勝てていたトレーダーがいきなり連敗することがあるのです。 実際にあった驚くべきケースでは、10万円からトレードを始めて1億円まで稼いだトレーダーがいます。 しかし、暴落時に大きな損失を被り、資産3万円になって退場してしまいました。 このように油断をしていると、億を稼ぐトップトレーダーでさえ資産を失うことになる世界なんです。