ロスカットのタイミング

逆張りは上級者のテクニック

自分でリスクコントロールできない人は、投資には向かないと思います。 具体的な話をしますと、10万円投資資金があってドル/円の通貨ペアを1万ドル買ったとします。 そうしたら、自分の予測と反対に進んでしまい、あっという間にマイナス3万円になってしまいました。 そこで、初心者の多くは「今ここでポジションを決済したら、3万円も損してしまう。絶対にプラスになるまで持っていよう。」と考えます。

これが最悪な思考パターンなんですね。 次の日、大手企業が倒産して大暴落、一気に強制決済ラインを突破して残金0円になる。 こんな事が実はよく起こっているんです。 急激に価格が動いた場合には、強制決済が間に合わずにマイナスになってしまうこともあります。 そうなると、追加資金を投入する必要がありますね。

ここで大事なのが、損切り(ロスカット)をするという事です。 損切りという言葉から分かるように、自分で損を決めて切らなければなりません。 先ほどの例で言えば、「今なら3万円の損で済むんだ。」とプラスに考える必要があります。

これは投資経験が浅い人では、なかなか難しいことなんですよね。 自分の誘惑に負けない、強い精神力を持つようにしましょう。 FXで勝てているトレーダーは、スポーツ選手のようなメンタリティの強さをもっています。 ロスカットを徹底するために、紙に書いて目に付くところに貼って置くのも有効ですね。 「損切りは絶対にする!」そうやって声に出して復唱するのも、大変有意義な方法だと思います。

大きな利益を得ようとするなら、それだけリスクを取らなければいけません。 ハイリスクハイリターンの投資方法として有名なのが、「逆張り」だと思います。 トレンドに逆らってポジションを取るので、反転しないと大きな損失を抱えてしまいます。 FXではかなり危険性の高い手法ですので、上級者が使うテクニックとして知られていますね。

逆張りの基本的な考え方は、トレンドはずっと同じ方向には進まないということです。 50年間ずっと円高トレンドが続いているということはありません。 必ずどこかで円安に切り替わります。 こういった「反転するポイントを見定める」のが、もっとも逆張りで重要になってくることです。

大きなイベントが発生した時にも、逆張りは有効です。 たとえば、リーマンショックのように国家に悪影響を間違いなく与えるときには、市場は過剰に反応します。 これをパニック相場とも呼びますが、しばらくすると冷静になって元に戻るんです。 このパニックになって一方方向に価格が動いている時に逆張りをすれば、リターンは非常に大きくなりますね。 ただし、いつパニックが収まるのか分かりません。 1週間で終わるかもしれませんし、2ヶ月くらいかかるかもしれません。

このように考えると、逆張りをするには将来的な展開を予測する、長期投資のセンスも求められることが分かります。 FXトレードになれてきて、ロスカットもしっかり出来るようになったら、逆張りに挑戦してみると良いですよ。 逆張りをマスターすればFXトレーダーとして、一回り成長できると思います。